「美女と野獣」という映画を知らない人は少ないでしょう。
ですが、この映画は実はフランスが本場だということを知っている人はどのくらいいるでしょう。
1991年にディズニーが制作したアニメーション映画があまりにも有名ですが、なんとさかのぼること半世紀近くの1946年に、かのジャン・コクトーの手で最初の映画が作られていたのです。
そして、待望されたともいえる「美女と野獣」の<実写版>が遂にディズニーによって作られ、主演がエマ・ワトソンということもあって大きく話題になり、2017年4月21日の日本公開が待ち望まれていますが、実はその3年前にはフランスでも実写版が作られており、そちらも大きな話題となりました。日本ではどちらも人気で、甲乙つけがたい完成度を米仏で競った形になっています。
今回は、ディズニー渾身の作でもある米国版に焦点を当てて、そのストーリーだけでなく豪華絢爛な衣装やセット、キャストの話題性などについて触れてみたいと思います。
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米国での予告編が24時間で1億2760万回を記録!その期待値は最高潮!
米国で「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(16)の記録を超えて、驚異の再生回数を記録したオフィシャル・トレーラーの日本編集版。
今回の実写版「美女と野獣」は、1991年のアニメーション映画のストーリー展開を忠実に再現したとされています。
ここであらすじを語るまでもない名作ではありますが、実写版ならではの見どころも満載。
簡単にディズニー版「美女と野獣」のストーリーをおさらいしておきましょう。
<ストーリー>
美しい少女ベルは、父親で発明家のモーリスと暮らしていました。ところがある日、父親は発明大会に出かけたまま行方不明となります。モーリスは発明大会からの帰り道に野獣の住む城へ迷い込み、牢屋に閉じ込められていたのです。
この野獣の住む城は、その昔若くわがままな王子が魔女の怒りを買い、野獣の姿に変えられた魔法の城。父親を捜し森の中を進むベルは、遂に捕えられている父親を見つけ出しますが、父親を助ける代わりに城に残ることになり、野獣と家具になった召使と共に暮らすようになります。
冷たい心の野獣にしか見えなかったベルですが、ふとしたことから優しい心を持っていることに気づき、少しずつ愛情を感じる様になるのでした。
そんな時、ベルに恋する街の暴れ者ガストンが、野獣は恐ろしい魔物であると街の住人を先導し城を襲いにかかります…。
父親のために心閉ざして野獣とともに過ごすベルですが…。
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ヒロイン・ベル役にエマ・ワトソン!ほか実力派キャストが集結!
今回の実写版でもっとも注目されたのが、やはりベル役を射止めたエマ・ワトソンの魅力でしょう!
「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役で一躍有名になったエマ・ワトソン。その活躍はとどまることを知りません。今回のベル役を手にしたことで、その名声はいっそう歴史的になったと言えるでしょう。
ベルの美しい衣装デザインも、実写ならではの今回の見どころのひとつ。
今回公開される「美女と野獣」の実写化には、「シカゴ」の脚本、「ドリームガールズ」を手がけたビル・コンドン監督がメガホンを取っています。ベルの相手の野獣役を「ザ・ゲスト」のダン・スティーヴンス、ベルに結婚を迫るガストン役を「ハイ・ライズ」のルーク・エヴァンスが演じるなど、キャストも実に豪華!実写でしか味わえない楽しみがこの豪華なキャスト陣にあるでしょう。
美しいベル役にピッタリのエマ・ワトソン。
野獣・王子役のダン・スティーヴンスもかっこいい!
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エマ・ワトソンは、今回の実写版に出演するにあたって、次のようなコメントを語っています。
「この世界中に知られていて、愛されているストーリーにはまだまだ広げられる可能性があると私たちは思ったの。最新作では、ストーリーを更に広げて、深みを与え、細部を深掘りして…2017年にお見せできるのが待ち遠しいわ」
「子供はもちろん、大人になってからもみんなディズニー映画が大好きなのは、『何も心配いらない。きっと大丈夫』といったハッピーで楽観的な気持ちにさせてくれることで、子供の頃感じたある種の安心感に浸れるからだと思うの。そんな風に、私に幸せと安らぎをもたらしてくれるディズニー映画にベル役として参加できて、本当に光栄に思うわ」(ニュースウォーカーより)
まずはディズニー版「美女と野獣」を映画館で!そして本場フランス版の実写映画と観比べてみるのも乙かも?
どうですか?「美女と野獣」実写版のスケールが想像つきましたでしょうか? この歴史的映画こそ、映画館で観るべきだとは思いませんか?
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