【コラム】ほかにない想い出をー「青春18きっぷ」を使って自由気ままな旅に出よう！

人気復興中の「青春18きっぷ」について、どのくらいご存知ですか？

「青春18きっぷ」という名前はきっと聞かれたこともあるかと思いますが、その利用方法など、どのくらいご存知ですか？　実はいま、この切符が若者世代でかつてないほどの大人気となっているのをご存知でしたか？

「青春18きっぷ」は、旧国鉄時代、1982年（昭和57年）に「青春18のびのびきっぷ」として発売が開始されたのが始まりです。メインターゲットは青少年（学生）世代ではありましたが、利用に年齢制限などは発売当初から設けられていませんでした。つまり、「青春18」と謳いつつも、学生だろうとサラリーマンだろうと主婦だろうと、誰でも、お幾つでも利用できる切符なのです。ただし、子供用料金というのもありませんので、小さなお子さんでも同じ値段になります。

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青春18きっぷの利用可能範囲や利用方法、購入・利用可能期間

利用できる範囲は、現在のJR各線の在来線（普通列車や急行など、普通運賃のみで乗れる列車）に限られます。特急料金が必要な列車や新幹線などでは使えません。
普通列車であれば、1回のスタンプが1日分となり、24時間何度でも乗り降りでき、どこまでも行きたい放題です。それが5回分で一枚のチケットとして販売されています。同じ旅程であれば、複数名で同時に使うこともできます。

販売期間や、利用期間は下記のとおりです。

	発売期間	利用可能期間
春	2月20日～3月31日	3月1日～4月10日
夏	7月1日～8月31日	7月20日～9月10日
冬	12月1日～12月31日	12月10日～1月10日

メインターゲットが青少年であるだけに、学校の休暇期間をベースに春・夏・冬の3期に販売されています。発売期間と利用可能期間にずれがあることにご注意ください。
販売は主にJRのみどりの窓口になりますが、最近ではみどりの窓口が減ってきており、その代わり券売機が多機能になっておりますので、青春18きっぷも、「指定券の購入できる券売機」でも購入することができます。

青春18きっぷが購入できる券売機

また、駅のほかに、JRの切符を取り扱っている旅行会社でも購入することができます。スーパー・デパートなどに入っている旅行会社で見つけることもできます。

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気になるお値段は？　お得に入手する方法とは？

気になる価格ですが、5回分で一枚11,850円で販売されています。つまり、1日分が2,370円という計算ですね。これは正規の値段になりますが、節約上手な方は金券ショップを活用して、正規よりも割安に購入したりしています。金券ショップでの価格は、切符の利用可能の残り期間や利用可能回数などによって変動します。

そこでちょっとお得な情報。
実は、青春18きっぷは5回分で売られているものですが、一番1回分当たりの単価が高くなるのは、「残り1回」となった切符なのです。そこでさらに賢い人は、5回分の切符を金券ショップで購入し、それを4回使い、残った1回分を割高に金券ショップに売る、ということをしたりします。すると、実際利用した4回分のみを購入するよりもお得になるのです。

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こうした賢い購入を可能にした金券ショップも役立ってか、青春18きっぷの販売枚数は回復傾向にあり、JR全体での販売枚数は2013年度には2009年以来70万枚を超えたとも報告されています。普通列車での自由な旅を求める若者が増えてきた、ということでしょうか。

それでは若者は青春18きっぷをどのように活用しているのか？　青春18きっぷの具体的な活用方法を、次のブログで明らかにしていきます！