JR株主優待券についての比較まとめ（JR東日本・JR東海・JR西日本の3社についての概要）

JRの株主優待券は現在のところJR東日本、JR東海、JR西日本の3社が発行しています。
JR各社の株主優待券の内容（効用）は以下のとおりです。

【最大使用可能枚数と割引率】
JR東日本株主優待券：1枚で2割引、最大片道2枚(4割引)まで使用可能
JR東海株主優待券：1枚で1割引、最大片道2枚(2割引)まで使用可能
JR西日本株主優待券：1枚で5割引、最大片道1枚(5割引)まで使用可能

【注意点】
JR各社の管轄路線内で適用される割引のため、2社あるいは3社をまたいで使用する場合、支払いが各社でわかれることになるので割高になります。
また、株主優待券を使用して切符を購入する場合、各社の窓口でしか購入ができません。
(例)
東京⇔新大阪：JR東海の株主優待券が使用可能で支払いは1回で切符も1枚
東京⇔新神戸：JR東海とJR西日本の株主優待券が必要で支払いも別々で切符も別々
　　　　　　　・東京⇔新大阪：JR東海の窓口で購入
　　　　　　　・新大阪⇔新神戸：JR西日本の窓口で購入

photo : photo by Yuya Sekiguchi

いつが買い時?

この株主優待券は年1回の発行なので、有効期限の最後の方が高値になる傾向があります。
毎年5月に発行されますので、1年のスケジュールを良く考えて購入時期を検討してみてください。
発行後すぐは少し高いかもしれないので、相場の落ち着く発行後2,3ヶ月が購入時期としてはおすすめです。
ただし、おすすめというだけで、相場の動き方は毎年異なるので最終的には個人の判断での購入となります。