東京国立博物館「特別展三国志」三国志史上、最大の発見となる曹操高陵（そうこうりょう）や最新の発掘成果を展示、新しい「三国志」の実像に迫る。

photo : sangokushi2019.exhibit.jp

2019年7月9日(火)から2019年9月16日(月・祝)まで東京･上野の東京国立博物館にて「特別展三国志」が開催されます。

本展は、「リアル三国志」をテーマに、漢（紀元前206年 – 8年）～三国の時代の最新の研究成果を展示。

三国志史上、最大の発見となる曹操高陵（そうこうりょう）や最新の発掘成果、三国の天下に纏わる書物や歴史書などから、新しい「三国志」の実像に迫ります。

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「特別展三国志」
■会場
東京国立博物館
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
■電話
03-5777-8600（ハローダイヤル）
■会期
2019年7月9日（火）～2019年9月16日（月）
■オフィシャルサイト
https://sangokushi2019.exhibit.jp/

みどころ

赤壁（湖北省赤壁市）: sangokushi2019.exhibit.jp

初めての方でも楽しめる三国志の世界

三国志は、魏（ぎ）・呉（ご）・蜀（しょく）の三国が争覇した歴史書（wikipediaより引用）であり、これまで世界中で研究が成されてきました。本展では、ファンの方はもちろんのこと三国志を知らない方でも、三国のプロローグからエピローグ、人物や時代の流れまでテーマごとに歴史を辿ることができるので、今まで触れることがなかった方々にも楽しめる展覧会になっています。

三国志研究の歴史の中で最大の発見とされる作品が続々初出品

河南省の「曹操高陵出土品」、呉の「皇族クラスの墓」、江蘇省の「上坊1号墓」など海外初出展となる最新の発掘結果や研究成果が一斉に展示されます。

曹操高陵（河南省安陽市） : ja.wikipedia.org

特に、三国志史上最大の発見となる曹操を葬った河南省の「曹操高陵」の公開は、世界中の研究者や三国志ファンから注目が集まっています。※注釈）曹操は丞相・魏王で、三国時代の魏の基礎を作った人物。後漢末から三国時代にかけて活躍した武将であり三国史を語る上では欠かせない重要人物。本作品の研究結果は、新しい三国志の解釈にもつながり、歴史の目撃者になること間違い無いでしょう。